中国工業・情報化部の王江平副部長は25日、同部及び中国工業経済連合会が共催した製造業技術別チャンピオン経験交流会にて、「製造業の優秀企業、特に技術別チャンピオン企業の育成体制の構築・整備を加速する。同時に重点分野に焦点を絞り、優秀企業による重要・中核技術の難関突破を力強く支持し、技術別チャンピオン企業による業界共通性技術プラットフォームの建設を支持する。国家重大特別プロジェクトによる第1陣の保険といった手段により、革新的な製品の実用化を促進する」と述べた。
技術別チャンピオン企業は、製造業高品質発展の中堅だ。その育成が特別行動に格上げされてから、工業・情報化部は関連部門と共に4期・256社の模範企業と161種のチャンピオン製品を選出した。
工業・情報化部のリサーチによると、技術別チャンピオン企業のR&D経費投入強度(R&D経費の対GDP比)は5%にのぼる。革新力、市場の地位、品質・効果、リスク管理能力などで一般的な製造企業の水準を上回る。技術別チャンピオン企業は自社の長所を発揮し、産業チェーン及び産業クラスタの全体的な水準を高める。
王氏は「工業・情報化部は優秀企業の直接融資の空間拡大を推進し、重要中核技術の難関突破任務の実施を力強く支持する。技術別チャンピオン企業による革新・創業資源共有プラットフォームの構築を支持し、同企業の育成を系統的に展開する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月26日