2019年、A株の上げ幅は世界主要指数の中で上位につけ、年間を通して外資が多く流入し、A株市場がグローバル資本から人気があることを示した。
上海総合指数、深セン成分指数、中小ボード指数、創業板指数の2019年の上昇率はそれぞれ22.30%、44.08%、41.03%、43.79%だった。WINDの統計によると、A株の申万一級業界分類の28業界のうち、鉄鋼と建築装飾のみが通年で2.09%と2.12%下落し、残りはいずれも上昇した。うち電子、食品・飲料、家電は良好な伸びとなり、それぞれ73.77%、72.87%、56.99%上昇。
2019年の取引最終日時点で、A株上場会社数は3777社、時価総額は59兆2900億元、流通時価総額は48兆3500億元、平均株価収益率は20.35倍となった。2018年と比べて、A株の時価総額は15兆8000億元増加した。
2019年、中国資本市場の開放拡大は大きく進展した。主要国際指数のA株採用とウェイト拡大に伴い、グローバル資本のA株の戦略的配分も拡大している。滬港通(上海・香港ストックコネクト)の統計によると、2019年も外資のA株市場流入が続き、相互接続機関を通して3517億4300万元が流入した。うち滬股通に5333億1100万元、深股通(深セン・香港ストックコネクト)に1951億1000万元流入。開設以降、滬股通と深股通への資金流入は9934億7700万元に達し、うち滬股通は5333億1100万元、深股通は4601億6600万元となった。2020年、多くの機関がA株に引き続き期待するとみられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月2日
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