このほか、国家統計局は今年、様々な調査を実施し、改善にも取り組む方針だ。寧副主任によると、第7回全国人口調査や国家脱貧困調査を実施するほか、2018年に実施した第4回全国経済調査の統計結果を活用し、統計やモニタリング、分析研究を進める。月次、四半期、年次のマクロ指標と先行指標モニタリングを強化して、科学的な手法に基づく政策決定とマクロ調整に良質な統計サービスを提供するとしている。
質の高い発展に向けて統計システムの改善を図るほか、「新産業、新業態、新ビジネスモデル」のいわゆる「三新」経済活動の統計モニタリングの改善も進めていく。また、農業、製造業、サービス業の質の高い発展に向けた健全な統計モニタリング制度を確立し、地域の成長戦略モニタリングを着実に実施する。今年は統計の査察にも着実に取り組み、捏造や改ざんなどの不正行為があれば厳正に処分するとの姿勢を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月6日