第3回中国国際輸入博覧会のプロモーションイベントが14日、フランス南部の沿岸都市マルセイユで開催され、フランス政府当局や通商機関、企業の代表者100名余りが参加した。
プロモーションイベントでは、フランスの服飾品大手ケリングやボルドーワインのメゾン・ブエイ(Maison Bouey)が第3回輸入博覧会企業展の出展契約を締結し、出店を契約した最初のフランス企業となった。
中国商務部副部長、中国国際輸入博覧局局長の王炳南氏は同イベントで博覧会について、中国が貿易の自由化と円滑化、経済のグローバル化を進める決意を体現しており、各国が中国市場の「快速ルート」に入っていると話した。その上で、一層多くのフランス企業が第3回博覧会に参加することを望むとして、特色を持つ優良な製品や技術、サービスによって中国市場を開拓し、中国経済の発展のチャンスを共有することで、中国とフランスの全面的な戦略パートナーシップに大きな原動力を注入してほしいとしている。
マルセイユ副市長のディディエ・パラキアン氏は、中国が過去2回の輸入博覧会を成功させたことに祝意を示した。マルセイユとしては、港湾物流とデジタルエコノミーなどの分野で中国との協力を強化することを期待し、現地企業が第3回博覧会に参加することを奨励するとしている。
中国商務部の統計によると、第2回輸入博覧会ではフランス企業77社が出展を契約。注文額は24億米ドルに上り、第1回に比べ56%増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月16日