中国国家体育総局と国家統計局は1月20日、2018年の中国スポーツ産業総生産と付加価値額のデータを共同で発表した。2018年の中国スポーツ産業総生産額は2兆6579億元、付加価値額は1兆78億元と初めて1兆元を突破、スポーツ産業付加価値の対GDP比は1.1%だった。
「2018年は中国スポーツ産業の総生産額、付加価値額ともに大幅に増加し、総生産額は2017年比で20.9%増加、付加価値額は同29%増加した。これにより、スポーツ産業の力強い成長潜在力と巨大な市場空間が明らかになった」。国家体育総局経済司司長の劉扶民氏はこう語った。
中国のスポーツ産業は規模の拡大とともに産業構造も一段と改善している。2018年、スポーツサービス業付加価値がスポーツ産業に占める比率は2017年の57%から64.8%に拡大した。2018年末時点でスポーツサービス業に従事する企業数は14万社に達し、スポーツ産業関連企業全体の59%を占め、西側先進国との格差は一段と縮小した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年1月21日