中国共産党中央政治局常務委員・国務院副総理の韓正氏は1月21日、ダボス世界経済フォーラム2020年年次総会であいさつし、中国の開放の扉はますます広くなり、一部の国の保護主義や一国主義に直面しても、中国はより高水準の開放の歩みを止めず、後塵を拝することも、「反グローバリゼーション」という後戻りをすることもないと強調した。中国は一連の重大な改革開放措置をさらに講じるという。
韓正氏は以下のように述べた。我々は外資参入をさらに緩和し、外資参入のネガティブリストを引き続き削減し、より多くの分野で外資の単独経営を認める。商品とサービスの輸入をさらに増やし、関税水準を引き下げ、各種の非関税障壁を取り除き、輸入部分の制度的なコストを大幅に削減する。ビジネス環境をさらに改善し、新しい外商投資法とビジネス環境改善条例を実行し、市場化、法治化、国際化したビジネス環境を絶えず整備し、中国国内に登録する各分野の企業を平等に扱う。対外開放の新たな境地を構築し、自由貿易試験区の大胆な試みと飛躍を引き続き奨励し、自由貿易試験区により大きな改革自主権を与え、海南自由貿易港の建設を加速化する。多国・二国間協力をさらに深化させ、「一帯一路」共同建築を各国の発展戦略、地域と国際発展の課題と有効的に結びつけ、共同で効果を高め、開放型世界経済の建設を推し進める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年1月22日