中国鉄建股份有限公司が発表した情報によると、中鉄十四局が施工する南京長江第五大橋夹江トンネル左線の掘進が始まった。同トンネルは国内最大直径の道路シールドトンネルだ。
中鉄十四局南京長江第五大橋夹江トンネルプロジェクトの責任者である武文清氏によると、同トンネルのシールド掘進区間は全長1159メートルで、開削直径は15.46メートル。国内で建設中の数少ない特大直径シールドトンネルだ。トンネルは長江を跨ぎ、地層が複雑なため、技術基準が高く施工が困難だ。
シールドマシンの全長は140メートル、重さは3000トンで、世界最先端のバランス型泥水式シールドマシンの一つだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年1月22日