中国工業情報化部から得た情報によると、2019年は中国のインターネット産業および関連サービス業の安定成長が続いた。売上高と利益もハイペースな増加傾向を維持し、一定規模以上のインターネット企業・関連サービス企業の売上高は前年比21.4%増の1兆2061億元、業界全体の営業利益は16.9%増の1024億元で、伸び率は前年より13.1ポイント上昇した。
注目すべきは、研究開発投資が急速に伸び、売上の伸びを上回ったことだ。2019年の業界全体の開発投資実行額は前年比23.1%増の535億元で、伸び率は前年を4.1ポイント上回り、売上の伸びを1.7ポイント上回った。
業種別では、情報サービス業の売上が急増し、音楽動画サービスの伸びがトップを維持した。2019年、音楽動画配信サービスやオンラインゲームなどのサービスを含むインターネット企業の情報サービス収入は前年比22.7%増の7879億元だった。同時に、インターネットプラットフォームのサービス収入も急速に増加。2019年、生産サービスプラットフォーム・生活サービスプラットフォームなどの提供を主力としたプラットフォームサービス企業の売上高は前年比24.9%増の3193億元に上った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年1月23日