BYDが業種越えてマスク生産 消毒液1日5万本生産へ

BYDが業種越えてマスク生産 消毒液1日5万本生産へ。

タグ:BYD マスク生産

発信時間:2020-02-12 14:01:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 2月8日、WeChatアカウント「BYD汽車」が発表した『共同戦“疫”、BYDがマスクと消毒液の生産支援』の文章がネットユーザーの注目を集めた。文章は、BYDは2月17日前後にマスクと消毒液(マスクは今月末に1日500万枚生産、消毒液は1日5万本生産)を出荷するとした。


 また、『BYDがマスク販売』というpdf文書がネット上で広まった。文書の内容は、マスク製造法人がBYD精密製造有限公司。最小注文数5箱(1万枚)、2月17日に深センから出荷するというもの。配達は順豊/ EMS快逓(省内2~3日、省外2~5日)に委託する。


 BYDが業種を越えてマスクを生産するという情報について、ネットユーザーは「心を一つにし、感染症を共同で撃退」、「困難にぶつかってもくじけないのは中国人の精神」、「この状況が早く終わって欲しい、中国頑張れ」などとコメントした。


 また、南方都市報によると、BYDの関係者は記者に対し、「同社が生産するマスクはまだラインオフしておらず、生産能力は向上している段階で、個人向けの予約販売も開始していない。政府、病院からの注文を優先し、100万枚以上の発注にのみ応じる」と話した。


各分野の企業が業種を越えてマスク生産


 中新経緯の大まかな統計によると、これまでに上汽通用五菱、富士康、中国石化など多くの企業が感染症抑制のために業種を越えたマスク生産に着手している。


 2月5日、紙おむつメーカーの爹地宝貝(Daddybaby)は第1陣70万枚のマスク生産が最終段階に入ったと発表。翌日、同社はマスク生産能力を1日あたり140万枚に引き上げる計画だと発表した。


 2月6日、上汽通用五菱は広西チワン族自治区、柳州市政府の支援のもと、川上供給業者と共同で生産ラインを改築しマスクを生産すると発表。プロジェクト建設計画によると、クリーンルームの改築は広西建工集団が請け負い、今月中に完成する予定。14本のマスク生産ラインを設置し、うち4本はN95マスク生産ライン、10本は一般医療用防護マスク生産ラインになり、1日170万枚以上を生産できる見通し。


 同日、富士康の親会社の工業富聯は、グループの龍華パークがマスク生産ラインを導入し、2月5日に試験稼働を順調に行い、商品の資格認証を申請中だと発表。自社の生産管理、市場連携、技術輸出などの能力と優位性を生かし、原材料調達、設備製造、商品生産などの全産業チェーンをつなぎ、医療用マスクの生産供給を源から増やすという。マスク生産能力は2月末に1日200万枚に達する見通し。


 2月8日、中国石化も2月7日正午までに、提携会社と共同で11本のマスク生産ラインを設置し、近く設備の取り付けに入ると発表した。初期推計によると、2月10日までに、中国石化はマスク生産能力を1日13万枚増やし、2月29日に1日60万枚、3月10日に1日100万枚以上を実現する見通し。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月12日



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