第3回輸入博覧会、初の「クラウド契約」を実施

第3回輸入博覧会、初の「クラウド契約」を実施。感染症は出展企業の熱意の妨げにならず、第3回中国国際輸入博覧会の準備作業の推進を止められない。第3回輸入博覧会の初のオンライン契約式が26日午後、行われた…

タグ:第3回輸入博覧会 クラウド契約

発信時間:2020-02-27 14:22:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 感染症は出展企業の熱意の妨げにならず、第3回中国国際輸入博覧会の準備作業の推進を止められない。第3回輸入博覧会の初のオンライン契約式が26日午後、行われた。有名企業4社が「クラウド契約」を終えた。第3回輸入博覧会の契約済み展示面積は現在、計画面積の50%を上回り、全体的な招致の進捗は第1、2回の同期を上回る。


 国家会展センター(上海)輸入博覧会展覧部副総経理の周伶彦氏は、「現状を見る限り、感染症の第3回輸入博覧会企業商業展の招致活動への影響は限定的だ。この時期は例年、企業の契約が集中する時期で、感染症の影響により開催準備を遅らせるわけにはいかない。そのためオンライン契約式という形式により、出展企業にサービスを提供した」と述べた。


 周氏はまた、「輸入博覧会はすでに2回の開催に成功しており、出展企業は大きな成果を手にしている。感染症は新旧企業の出展の熱意の妨げにならない。感染症は企業商業展の招致活動に挑戦をもたらしたが、これはある意味チャンスとも言える。医療業界の関連企業は中国市場開拓のチャンスを手にした。技術設備、自動車、消費財、食品・農産物、サービス貿易などの展示エリアの多くの企業も、輸入博覧会の場を借りて感染症の影響を補い、事業をさらに拡大できる」と続けた。


 26日に「クラウド契約」に参加した仏ミシュラングループは、今回が初出展となる。販売量が世界最大のタイヤメーカーである同グループが、各種展示会に直接参加することはほとんどない。第1、2回輸入博覧会を見送ったが、今回は大胆に契約を選択した。同グループ中国区CEOの偉書傑氏は、「オンライン契約式は輸入博覧会の主催者側の知恵と誠意を示した。第3回輸入博覧会の成功を信じており、中国市場及び中国経済の先行きにも期待している。輸入博覧会は世界経済を牽引する最も力強い武器の一つになるだろう」と述べた。


 初めて輸入博覧会に出展するセイコーエプソン中国区総経理の深石明宏氏は、「感染症は中国経済に一定の影響を及ぼすが、中国進出30年の経験によると、中国のファンダメンタルズは依然として安定的かつ堅固で、開放・協力の態度と幅広い市場空間に影響は及んでいない」と話した。


 クラウド契約には他にも、輸入博覧会の「古い友人」がいた。武田薬品工業は第1回輸入博覧会に出展したが、M&Aにより第2回は欠席となり、「遺憾」と表明した。今年はイメージを一新し登場する。武田中国総裁の単国洪氏は、「当社は今年の輸入博覧会で、珍しい病気、腫瘍、消化、神経科学などの治療分野の高いイノベーション力を集中的に展示する。当社は今後数年に渡り、中国市場で15種以上の革新薬を発売する予定だ」と述べた。


 仏ルサッフルグループは第2回輸入博覧会の開幕前に意向書に署名し、第3回輸入博覧会の展示ブースを予約した第1陣の企業となった。ルサッフル大中華区総裁の浦建菲氏は「当社は期日通りに契約できないことを懸念していたが、今や早めに準備作業を展開できるようになった。当社は1、2回輸入博覧会で多くの注文を獲得し、大漁だった」と説明した。


 第3回輸入博覧会の契約済み展示面積は現在、計画面積の50%を上回り、出展申請企業は1000社以上。全体的な招致ペースは第1、2回の同期を上回る。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月27日


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