経済協力開発機構(OECD)中国経済政策研究室の専門家のマーゲット・モナル氏は、「中国政府の感染症対策は迅速かつ有効的で、短期的に経済データに影響があるものの、中国経済の長期好転の動きは変わらない。中国経済の今後の発展に自信を持っていると同時に、中国は感染症に必ず勝利できると確信している」と話した。
世界銀行の元経済学者でケニア人学者の ムアンギ・ワジラ氏は、中国の新型コロナウイルス肺炎の抑制対策は手本と言えると評価した。彼は、感染症流行が経済に及ぼす影響は短期的なものだと考えており、中国は生産を徐々に再開し、感染症流行は中国と世界のその他の地域の経済関係に害を及ぼさず、中国の世界2位の経済圏という地位にも影響しないとした。
米国の経済学者のアナワディ氏は、中国は過去一定期間内に称賛すべき頑張りと粘り強さを見せ、感染症の抑制、特に企業の業務再開が進むにつれ、中国経済は急速に回復するとみられると強調。「中国はエネルギー、電力、自動車などの分野において高い創造力を有し、世界の最先端を行っている。中国が感染症抑制のために有力かつ責任ある措置をとったことから、我々は感染症を抑制できると信じている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月27日
アフリカ輸出入銀行のオラマ総裁は、中国の感染症抑制と生産再開の能力に自信を示した。オラマ氏は、「感染症流行を懸念すべきことだとは思っていない。逆に、感染症の流行が中国で徐々に抑制されるにつれ、我々の自信も高まり、特に中国の多くの地域の工場はすでに生産を再開している。我々は、最も困難な時期は過ぎ、前を向く時が来たと思っている」と話した。