ロシアのパトリス・ルムンバ名称民族友好大学のチモフェーエフ助教授は、「新型コロナウイルス感染症は世界の健康と安全を脅かすものだ」と指摘し、次のように述べた。
「この試練を乗り切るには、各国が協力しあう必要がある。協力を通じて人類運命共同体の理念をより明確に理解できるようになり、人々の間の距離を縮めることにつながるだろう。世界各国が直面している共通の試練と脅威は、人類運命共同体の理念が世界のニーズに合致していることを裏付けるものだ」
横浜国立大学の村田忠禧(むらた ただよし)名誉教授は、新型コロナウイルス感染症との闘いは人類共通の課題だと指摘。日本は東京オリンピック・パラリンピックを控えており、中国と同様に早期終息への願いは真剣かつ切実なものとなっている。ここで人類運命共同体の理念を明確にすることは大変重要だとの認識を示した。
ニュージーランド慈善総会の彭杭穎平・主席は、「中国は感染拡大防止に向けて断固たる措置を講じた。責任ある大国としての姿勢と人類運命共同体を構築するという使命を示し、国際社会から幅広い支持を得た」と述べた。
韓国外国語大学国際学部の黄載皓(ファン・ゼホ)学部長は、「今回の感染拡大は従来とは異なる安全保障上の課題を示すものだ」と指摘。この領域も人類運命共同体人類の理念が包含するものであり、感染症への取り組みは各国間の交流や技術協力をさらに促進することにつながるとの認識を示した。