シンガポール国立大学東アジア研究所の鄭永年教授は、「新型コロナウイルスに打ち勝つには国際協力が欠かせない」と指摘。グローバル化と人材流動化が進むなか、一国だけが生き残ることは不可能であり、感染症との戦いに各国が一丸となる必要があるとの認識を示した。
タイ王立学院の会員で東洋研究所の所長でもあるアネック・ラオタマタス(Anek Laothamatas)氏は、感染が拡大するなか、我々は人類運命共同体を構築するという理念を支持するべきだと指摘。人類共通の災難に直面して、我々は情報を共有し、感染拡大防止に向けたネットワークを構築する必要があるとの認識を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月1日