新型コロナウイルス肺炎が流行して以来、武漢が人々から心配されている。この重要な時期に「逆行する者」が身を挺し、感染症を狙い撃つため勇敢に前進している。その中には、最前線の病院に電力保障を提供する国家電網の作業員の姿もある。
徹底抗戦を誓う給電保障チーム
「ウイルスを退けるまで我々は撤退しない」これは国家電網武漢市蔡甸区供電公司火神山医院給電保障チームの隊員の誓いだ。保障チームは2月1日に正式に発足した。メンバーは計40人。彼らは自ら参戦を願い、誓いを立てた。感染対策の最前線に立ち続け、病院の給電安全を全力で保障している。
作業開始後、現場で当直をする7人の隊員が2組に分かれ、火神山医院の特級電力保障線及び設備の特殊巡回点検を毎日3回実施している。保障チームの発足後、この7人の隊員は電線設備の特殊巡回を70回以上実施し、徒歩で730キロ以上移動し、巡回中にリスクを3回速やかに排除した。彼らはここの電力「看護師」になった。
火神山医院の電力「医師」
火神山医院の外には特殊な「医師」がいる。彼らは送電線のリスク及び問題の調査・解消を担当し、重要な時期に病院の電力使用を保障する。孫斯さん(41)も、この電力「医師」だ。
孫さんは国家電網武漢供電公司送電検験室運検2班の副班長だ。200人以上の電力作業員が1月30日までの100時間以上に渡る奮戦により、直ちに火神山医院に電気を通わせた。孫さんは建設者たちが離れる前に急ぎ現場に駆けつけ、電力保障の「バトン」を受け取った。彼らは時に自ら40メートル以上の鉄塔に登り検査を行う必要がある。故障が見つかれば鉄塔に数時間登っていなければならない。しかし孫さんは「慣れている」ため、疲れを覚えないという。