仮設病院の患者、電力使用の「管理人」に
「共用のコンセントで同時に高出力の家電を使用しないでください」国博仮設病院で2月27日、周磊さんがベッド沿いを丁寧に点検した。彼は2人の患者が向き合いベッドに座り、同時にドライヤーを使用するのを見て直ちに阻止した。
周さんは国家電網武漢市沌口供電公司カスタマーサービスの専門家で、先ほど新型肺炎に感染した。幸いにも低い発熱が3日続いただけで、その他に臨床症状も体調不良も出なかった。彼は2月14日、軽症者として国博仮設病院で隔離治療を受けた。
周さんは入院中に志願し、この病院の電力使用の「管理人」になった。2月中旬のある日、武漢市で気温が急激に下がったが、仮設病院の一部のベッドで電力が使用できず、医師と患者が不便に苦しんだ。周さんは直ちに病院内の管理人と共に検査を行い、患者の不適切な使用によるブレーカー落ちが原因であると特定した。そこで彼は管理人に対して、高出力家電の使用に関する注意事項を放送で宣伝するよう提案した。また管理人に協力し、すべてのコンセントに安全標語を貼った。
一連の措置の実施により、国博仮設病院内の電力使用の問題が解消された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月3日