中国網の3月2日の報道によると、突然発生した新型コロナウイルス肺炎は各地の企業にダメージと試練をもたらした。中韓合弁の自動車分野リーディングカンパニーの北京現代汽車有限公司も生産停止と生産・輸送の遅れなどの難題に直面した。感染症抑制の効果が現れるにつれ、同社は作業を全面的に再開し、正常な軌道に戻りつつある。
北京現代汽車の責任者によると、同社は一連の予防措置をとって従業員の安全を保障している。十分な防護物資を用意し、人員管理、物資準備、重点エリアの感染予防管理、作業エリアの消毒の4つの面から予防を徹底し、安全に作業しながら生産効率も保障している。作業を再開した北京工場はワンシフト制をとり、従業員の健康維持を前提に、高い質と高効率の生産任務を遂行する。
また、北京現代汽車は販売代理店向けに資金援助、販促継続、オンライン販売業務研修などの措置を打ち出し、販売代理店の負担を減らし、消費者の自信を高めている。
感染症流行初期、北京現代と現代汽車集団は500万元相当の医療物資を寄付し、湖北省赤十字会に病棟運営、人力支援、医療施設などの調達資金として1000万元を寄付した。その後、北京現代は医療用使い捨てマスクなどの物資調達資金として100万元を寄付し、北京市や湖北省武漢市などの公安、地下鉄、鉄道、バス、コミュニティ、環境衛生などの分野の「感染症予防青年突撃隊」の作業を支援し、感染症との戦いをサポートした。