中国財政部の許宏才副部長は5日、国務院共同感染対策メカニズムの記者会見にて、「感染症の発生後、財政部門は積極的に職務を果たし、感染対策の経費サポートを着実に強化した。各級財政部門は4日まで、1104億8000万元の感染対策資金を拠出した」と表明し、次のように続けた。
現状を見ると、地方の財政運行状況は全体的に安定しており、感染対策経費が十分に確保されている。末端政府の「三保」(基本的な国民生活の保障、賃金の保障、運行の保障)にリスク及び問題が生じていない。感染症の影響を受け短期的に財源が減る問題について、財政部は新型コロナウイルス肺炎の影響に効果的に対応し、地方政府の「三保」活動を着実に強化する通知を印刷・配布し、具体的な措置を打ち出した。今後は督促と指導を強化し、末端財政の「三保」能力を強化するため着実に措置を講じる。財政の安定運行を保障し、「三保」の底支えに取り組む。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月6日