インドのムンバイで3日開かれた新型コロナウイルス肺炎対策フォーラムにおいて、政府高官、医療・衛生専門家、シンクタンク学者を含むインド各界の関係者が、中国の感染対策を積極的に評価した。また中国経済の強靭性、長期的な競争力に期待感を示した。
マハーラーシュトラ州の上席情報専門員は「武漢市の閉鎖、短時間内の病院の建設は、中国政府の感染対策の決意と緊急対応能力を示した。グローバル化する時代において、感染拡散に国境はない。すべての地球村のメンバーが一致団結し、共に感染症と戦うべきだ」と述べた。
ケーララ州の元衛生当局者は「感染症の流行後、中国政府は大胆に対策を講じると同時に、直ちに国際社会と感染情報を共有した。これは責任あるやり方であり、オープンで透明な態度を示した」と話した。
司会進行を務めたインドのベテランメディア関係者は記者に、「中国は新型コロナウイルス肺炎の感染狙撃戦に取り組んだ。一部の都市と地域の操業再開に伴い、中国経済は強靭性を示した。短期的に見ると観光や外食などの業界が感染症から影響を受けるが、中国経済の長期的な好転のファンダメンタルズに変化はない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月5日