国務院共同感染対策メカニズムは9日に記者会見を開き、郵政宅配業サービスの感染対策及び操業再開状況について紹介した。国家郵政局市場監管司の侯延波副司長によると、国家郵政局は2月7日に秩序正しく郵政宅配業の操業再開活動を開始した。現在の業界内の職場復帰人数は300万人弱で、操業再開率は92.5%にのぼる。宅配便の処理量は1日1億6000万件以上で安定し、通常の80%以上まで回復している。3月8日までに全業界が輸送を担当した感染対策物資は1億7300万件(計8万2400トン)。2万4000台の車両で輸送し、列車で350回輸送した。
中国快遞協会の韓瑞林秘書長は「感染対策において、所有制の異なる宅配企業が感染対策物資の輸送、操業再開、社会公益などの面で積極的かつ効果的な力を発揮した」と述べた。
中国郵政集団有限公司郵政業務部の王志奇総経理は、「中国郵政は湖北省向けの物資を優先的に処理し、専門的な調整を行い、速やかに輸送した。3月7日までに輸送した感染対策物資は9600トン。湖北省は1月23日より、マスク、薬、住民の生活用品など、住民の各種郵便物を355万件引き受けている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月10日