老中鉄路(ラオス・中国鉄道)有限公司を15日に取材した『新華社』記者によると、中鉄武漢電気化局が建設を請け負う中国ラオス鉄道電気化工事が施工段階に入った。
中鉄武漢電気化局は、新型コロナウイルス感染が流行する厳しい状況のなか、2021年12月の全線開通を目指して物資輸送やその他の難題を克服し、防疫対策を講じながら施工と生産を進めたことで予定通りの着工にこぎつけた。
中鉄武漢電気化局中国・ラオス鉄道プロジェクト部は、中鉄武漢電気化局が「中国・ラオス鉄道を建設し、両国民の福祉に貢献する」主旨を受け継ぎ、中国とラオスの国民に対し素晴らしい成果を届ける意気込みを示した。
中国・ラオス鉄道は、中国の「一帯一路」構想とラオスの「陸鎖国から陸接続国への転換」戦略と連動するプロジェクトで、ラオス北部の中国との国境にあるボーテンから南はラオスの首都ビエンチャンまでの全長414㎞を結ぶ。同鉄道は中国が管理する規格と技術基準をもとに建設され、設計時速が160㎞に上る貨客併用電化鉄道となる。
工事は2016年12月に開始されており、2021年12月に竣工する予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月15日