中国海洋石油、渤海湾で大型油田を発見

中国海洋石油、渤海湾で大型油田を発見。

タグ:中国石油

発信時間:2020-03-19 13:48:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国海洋石油集団有限公司から得た情報によると、同社は渤海莱州湾北部地区で大型油田「垦利6-1」を発見した。今回の発見で、埋蔵量1千億立方メートル級の大型ガス田「渤中19-6」に続き、渤海でまた1つ重要な油・ガス田が発見されたことになる。


 中国海洋石油の責任者によると、垦利6-1油田は埋蔵量が大規模で、原油の品質も良好、試掘時の生産能力も高いという特長がある。垦利6-1-3油田では合計約20メートルの厚さの油層も発見され、掘削完了深度は1596メートルに上る。試掘状況から見て、同油田の年間生産量は40万バレルに達する見通しだ。


 垦利6-1油田は渤海莱州湾北部地区に位置し、中国最大の海底油田である渤海油田に属する。同地区では1970年代末から40年余りに渡る調査が行なわれてきたが、効果はいずれも芳しくなかった。2019年、中国海洋石油は国内での油・ガス田開発を強化し、埋蔵量と生産量の増加に向けた「七年行動計画」をスタート、各海域で大型・中型の油・ガス田探査を続け、10以上の油田を新たに発見した。垦利6-1油田の発見は、中国海洋石油が渤海莱州湾北部地区の油田開発で大きな進歩を遂げたことを意味する。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月19日



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