中国商務部の高峰報道官は26日、今年1~2月、中国国内の投資家は世界147の国と地域の1733社の外国企業に非金融類直接投資を行い、投資額は1078億6000万元に達し、前年同期比で1.8%増加(米ドル換算155億ドル、1%減)したと紹介した。
高峰氏は商務部が26日に開いた定例記者会見で、以下のように述べた。今年1~2月、中国企業は「一帯一路」沿線の48カ国に新たに投資し、投資額は27億2000万ドルに達し、前年同期比18.3%増加した。また、対外投資構造は引き続き多様化した。1~2月、対外投資は主にリースとビジネスサービス業、卸売・小売業、製造業、鉱業などの伝統的な投資分野に流れ、うちリースとビジネスサービス業への投資は63億3000万ドルで前年同期比43.2%増加し、伸び率が最も大きい分野になった。
同日発表されたデータによると、1~2月、海外の請負工事の売上高は1080億元で前年同期比9.5%減少(米ドル換算155億2000万ドル、12%減)。新規契約額は2150億3000万元で38.3%増加(米ドル換算309億ドル、34.5%増)。対外労働契約派遣労働者は3万9000人で2万9000人減少。2月末の外国にいる各種労働者は77万8000人となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月27日