武漢市委員会常務委員・武漢市常務副市長の胡亜波氏は5日の湖北省新型コロナ肺炎防疫指揮部記者会見で、「武漢市の操業再開活動は予想より早く、予想より好調」だと述べた。
胡亜波氏の説明では、武漢市の操業再開の取組みは全国・全省より遅く、直面する問題や困難も遥かに大きい。中央指導グループと湖北省委員会・省政府の指導と支援の下で、武漢市は自ら立ち上がり、主体的に取り組んでいる。
4月4日の時点で武漢市全体の再稼動率は、一定規模以上工業企業が97.2%、一定規模以上サービス企業が93.2%、一定額以上の卸・小売・ホテル・飲食業企業が95.8%、不動産開発・経営企業が92.4%だ。全体として、武漢市の操業再開は「予想より早く、予想より好調」だという。
武漢市は全国の工業と科学教育の重要拠点で、総合交通の要衝であり、長江経済ベルトの中部地区勃興促進など複数の国家戦略の要でもある。武漢はいま、国家中心都市建設の好機に、モデル転換と発展の攻略期にある。
「新型コロナ肺炎は一時的に武漢の経済社会の発展に痛みをもたらしたが、武漢が長年に渡り持続的に改善し、十分に力を蓄えて急成長しようとする発展の勢いは変わらない」と、胡亜波氏は語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月7日