「本日は恩施玉露をご用意しました。皆さん是非ご購入ください」「秭帰産の倫晩オレンジは5斤で送料込み29元です」
特別な「ライブ配信の帯貨(販売促進)」が8日午前、湖北省の武漢、恩施、秭帰、英山で同時に行われ、地方政府指導幹部が各ECプラットフォームで帯貨の配信者となり、「中国荆楚の味、湖北省の農産物」のセールイベントを開始した。
感染症流行の状況が徐々に好転するなか、湖北省では営業と生産の段階的な再開によって、潜江産ザリガニ、宜昌秭帰産オレンジ、嘉魚産レンコンなど湖北産農産物が全国に販売され、家庭の食卓に戻っている。
しかし、湖北省農業農村庁長の肖伏清氏は、省内の流通効率低下と省外からの受注減という感染症の流行により生じた「ダブルプレッシャー」が多少緩和されたものの、湖北産農産物の販売はまだ難しい状況にあると説明。これを踏まえて同庁は今回の「中国荆楚の味、湖北省の農産物」セールイベントを主催し、オンラインとオフラインを融合して、テレビとインターネットで一斉に宣伝を行い、省内外の販売チャネルの強化を図った。
今回のイベント開始セレモニーでは、同庁と京東集団、中国燃気控股有限公司が、湖北産農産物の販売促進で提携を結んだ。阿里巴巴、京東、拼多多、抖音、一亩田、壹品慧生活、長江厳選、壟上優選、経視優選、郷聚益農などのECプラットフォームでも同日、湖北産農産物の販売を促進するため、武漢市、恩施州、秭帰県、英山県などの政府指導幹部がライブ配信者となって地元の農産物をアピールした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月9日