商務部の高峰報道官は9日北京で、現在、第3回輸入博覧会に出展申し込み済みの企業がすでに千社を超え、展示エリア全体の6割近くが契約済みとなっていることを明らかにしました。そのうち、医療機器や医薬品エリアは前回の倍に増えているということです。
また、医療機器や医薬品エリアは医薬品、医療機器、介護・リハビリ、健康食品、医療サービスなどが主なコンテンツとなっており、現在のところ、同展示エリアの8割が既に契約済で、世界の大企業500社に選出された企業や大手企業など60社が出展を予定しています。そのうち、多くの企業がECMO(人工心肺装置)、人工呼吸器、非接触式体温計、防護マスクなど感染症予防の関連製品を打ち出しているということです。
高報道官は、「同博覧会がグローバル購買、投資促進、人文交流、オープンな協力プラットフォームとして、積極的な役割を果たすよう、商務部は全力を挙げて第3回輸入博覧会の各種準備作業をしっかりと取り組んでいる」と示しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年4月9日