第2四半期に入り、積極的な各種財政政策が経済安定を支えている。財政部が20日に開いた第1四半期財政収支状況記者会見によると、中央財政は今後、財政赤字の比率の適度な引き上げを検討する。一部の中央遊休資金を集中的に使用し、地方転移支払いを統一的に拡大し、地方の基本的な国民生活、給与、運行を保障する財政支援を強化する。引き続き発表済みの減税・費用削減政策措置を丁寧に実行すると同時に、感染症とマクロ経済情勢の変化をしっかり追跡し、税制措置をさらに検討し改善する。また近日中に追加となる1兆元の地方政府特別債券の前倒し発行枠を設定し、地方に対して5月末までに発行を終え、経済けん引力を早期形成するよう指導する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月21日