世界はデジタル開発、AI、ビッグデータなどの新技術により、新型コロナウイルスに対抗している。中国がその模範であることは間違いない。中国はよりハイペースでAIなどの未来の科学技術の発展を推進できる。これは新技術を受け入れたがる、多くの中国人ユーザーがいるからだ。またテック企業にとって、中国には非常に革新的で競争性に富む創業環境がある。新製品はスムーズに市場に投入でき、かつ市場を通じ検証・改善される。独テレビ局が伝えた。
新型コロナウイルスの感染対策において、中国の科学技術製品がさらに発展した。例えば中国はアプリを使い患者を追跡し、ウイルス拡散を防止した。中国企業はさらに5G通信技術などのハイテクをロボット製造に応用した。感染期間中、中国の多くの病院・空港・商店に検温ロボットが設置された。ロボットは高解像度のカメラと赤外線体温計を使い、遠距離で10人の体温を同時に測定できる。熱のある人、もしくはマスクを着用していない人を確認すれば、ロボットは警告を発する。中国の顔認証、モバイル決済などの技術も感染対策に参加した。人々は非接触で身元確認をし、バーチャル決済などを行える。
中国の欧州における援助は現在、主にハイテクではなく医療設備に関するものと言う人もいるだろう。だが、中国の感染抑制成功を支えた科学技術の力を、世界が目の当たりにしたことにも注意が必要だ。これは海外からの受注を促す。しかもファーウェイなどの中国科学技術ブランドはすでに欧州で大きな影響力を持っている。感染終息後、さらに多くの中国の科学技術製品が欧州の扉をくぐると予想できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月5日