5月8日、義烏工商職業技術学院の大学1年生の周晗さんは理論口頭試問と中継実技テストに合格し、義烏市人力社会保障部が発行する「EC中継専門職業能力証書」を取得し、浙江省第1陣の職業能力証書を取得した19人のECキャスターの1人となった。
今年5月、義烏工商職業技術学院は浙江省人力社会保障庁の委託を受け、全国初のEC中継専門職業能テストの基準と問題集を完成させた。合格者は人力社会保障部門が発行する「EC中継専門職業能力証書」を取得できる。これは、「中継販売の人気者」という新しい職業が正式に認められることを意味する。義烏工商職業技術学院の学生募集・就職処の責任者によると、EC中継人材のニーズは旺盛で、「就職難」という状況の中、この専攻の卒業生を複数の企業が奪い合って「予約」するほどである。
義烏工商職業技術学院は2017年に中継の授業を開設したが、EC中継は新たに誕生したもので、人材育成の参考にできるものが不足していた。同校は政産学研(政府、企業、学校、研究機関)の協力イノベーションを深化させ、複合型人材育成モデルを模索し、義烏のネットで話題の「中継村」北下朱などと提携契約を結び、EC中継実験クラスを設置し、学生の中継ビジネスだけでなく、地域の中継経済の活性化も実現した。同校は今後、全校の学生と社会を対象に、EC中継専門職業能力証書の訓練と認証作業を広く展開していく。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月11日