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中国工商銀行カラチ支店、パキスタンで感染症流行の難関克服を支える。
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中国工商銀行は最近、世界的に「春融行動」を展開し、質の高い金融サービスによって「貿易安定、外資安定」を支え、貿易産業チェーンとサプライチェーンの円滑な運営を保障している。
パキスタンで日に日に厳しさを増す新型コロナウイルスの感染流行に対し、中国工商銀行カラチ支店は本店の呼びかけに応じて、貿易融資、運転資金貸付、委託代理業務、クロスボーダー決済といった各種金融サービスを提供し、中国とパキスタンが感染症流行中も円滑かつ安定的な貿易を維持できるよう強力な金融サポートを行っている。
「春融行動」に沿って中国工商銀行カラチ支店は、中国とパキスタンの経済・貿易サプライチェーンのうちパキスタンにある川下の中核企業に金融支援を提供。例えば、パキスタンの大手紡績企業に輸入信用状（L/C）発行や輸入支払保証を行うことで与信枠を広げ、感染症流行中の企業による中国からの輸入能力を保障している。パキスタン企業に対する貿易融資業務の手続きを円滑化するため、中国工商銀行カラチ支店はサービスチームを組織し、自ら企業に業務プロセスの説明や書類の準備協力を行い、業務の効率を高めた。また、パキスタン企業に対する運転資金貸付を通じて、感染症流行中の正常な生産活動を支えている。
パキスタンで感染症流行の拡大後、中国工商銀行カラチ支店は、両国の企業が感染症流行の難関を乗り切るために、現地の紡績、自動車、家電、製靴業を手掛ける4社に25通の人民元建て信用状を発行し、中国国内の貿易企業15社への輸出を支えた。8社の顧客には、21通の対中輸出人民元建て荷為替手形の取扱業務などを提供した。
また、中国工商銀行カラチ支店は、中国パキスタン経済回廊プロジェクトの取引銀行、代理銀行、担保受託銀行となっており、感染症流行中も企業と密接に連携し、送金、パキスタン中央銀行審査、クロスボーダー決済、為替取引など各セクションの事前シミュレーションを行い、回廊建設に関わる企業の各種業務が円滑に進むことを保障し、プロジェクトに関係する中国の設備とサービスの輸出を支援。また、人民元決済や人民元クロスボーダー送金などの円滑なサービスを保障すると共に、1300件のクロスボーダー送金を行い、中国とパキスタンの貿易資金の円滑なやり取りを支えている。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2020年5月13日
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