海南自由貿易港の船舶登録政策が実施 最初の船舶国籍証書を発行

海南自由貿易港の船舶登録政策が実施 最初の船舶国籍証書を発行。

タグ:海南自由貿易港 船舶登録政策

発信時間:2020-06-05 14:13:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 海南洋浦経済開発区は4日、海南自由貿易港の最初の船舶の登録・証書発行式を行い、「中遠海運興旺」号に「中国洋浦港」船舶国籍証書を発行した。これは、海南自由貿易港の船舶登録政策が正式に実施されたことを意味する。「中遠海運興旺」号は「中国洋浦港」を船籍港として登録された最初の貨物船となった。


 6月1日、中国共産党中央と国務院は『海南自由貿易港建設全体プラン』を発行した。同日、海南海事局は中遠海運傘下の紙パルプ輸送船「中遠海運興旺」号に船舶国籍証書を発行した。これは、洋浦が「中国洋浦港」船籍港などの海南自由貿易港政策を利用して船舶の登録、融資リース業務を実施することを意味する。海南自由貿易港政策を通し、洋浦の水上物流は飛躍的な発展段階に突入する。


 洋浦交通運輸・海洋局の黄澎局長は、「中国洋浦港」国際船舶登録制度の実施後、国内の水上輸送企業が傘下の船舶を「中国洋浦港」として登録するようになると話した。黄澎氏によると、「中国洋浦港」船籍の船舶であれば国際船舶の扱いになり、輸出税還付を受けることができ、海南自由貿易港政策も受けることになる。『海南自由貿易港建設全体プラン』の公布に伴い、大量の水上輸送企業が海南省で船舶を登録し、貿易、金融、保険などの企業も人員、物流、資金を海南省に投入し、海南の交通輸送業に新たな発展のチャンスをもたらす。


 「中遠海運興旺」号は6月12日に運営を開始する予定。中遠海運特種運輸股フェン有限公司が投資する別の紙パルプ輸送船も建造が進み、7月に運営を開始する見通し。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月5日

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