コロナ後の世界経済の衰退について、中国は経済成長を実現する少数の国の一つになると分析された。複数の外国商工会議所の責任者も、「我々は中国を離れるつもりはない」という声を上げた。「中国日報網」が伝えた。
調査会社、龍洲経訊のアナリストは8月の報告書の中で、「中国に進出した米国企業の2016年の売上は4500億ドル以上だったが、米国に進出した中国企業の売上は500億ドル未満だった」としていた。
中国米国商会のアラン・ビーブ会長は「中国各級政府との意思疎通及び交流において、米国企業の中国における事業展開を歓迎するというシグナルを受け取った。また支援を行うとも強調された。これは我々が今年留意している、非常に安定的な流れだ」と述べた。
上海ニューヨーク大学常務副校長、上海米国商会取締役会会長のジェフリー・レーマン氏は「米国では最近、他国を自国の感染対策の不徹底のスケープゴートにしようとする声が高まっているが、時間の流れと共にこの声は低くなるはずだ。ビジネスリーダーが立ち上がり意思表示し、(グローバル化が)世界各地の人々にメリットをもたらしたことを知っているからだ」と強調した。
中国EU商会のJoerg Wuttke会長は「我々は中国を離れたくない。中国EU商会は中国各地で協力を拡大できる分野を模索している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月4日