商務部がこのほど発表した統計によると、2020年1~4月の中国企業による「一帯一路」沿線53カ国向けの非金融類直接投資額は前年同月比13.4%増の52億3千万ドルに上った。同じ時期の投資額全体に占める割合は15.6%と前年同期を2.3ポイント上回った。
中国の国内投資家が1~4月に世界155カ国・地域の海外企業3084社に行った非金融類直接投資は累計で同0.7%増の2350億8千万元だった。
中国の対外投資構造の多様化が進んでいる。1~4月の非金融類直接投資の主な対象はリース・ビジネスサービス業、卸売・小売業、製造業で、それぞれ全体の37.4%、17.4%、13.8%を占めた。
沿線国における対外請負工事の受注も好調で、用途別では一般用の新規受注額が前年同期比44.8%増の143億2千万ドル、工業用が30.5%増の31億2千万ドル、水利施設が83.2%増の24億ドルだった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月4日