中国商務部が3日発表した情報によると、中国域内投資家は今年1−4月にかけて、世界155カ国・地域の域外企業3084社に向け非金融類直接投資を行った。投資額は前年同期比0.7%増の計2350億8000万元。
商務部協力司の責任者によると、中国の対外投資構造は多元化が続いている。1−4月の対外非金融類直接投資は主にリース及びビジネスサービス業(37.4%)、卸売及び小売業(17.4%)、製造業(13.8%)に向けられた。中国企業は1−4月に「一帯一路」沿線の53カ国に対して非金融類直接投資を行った。投資額は13.4%増の52億3000万ドル。
同日発表されたデータによると、1−4月の中国の対外請負プロジェクト新規契約額は前年同期比2.1%増の4585億4000万元。対外請負プロジェクト新規契約は大型プロジェクトが多かった。1−4月の新規契約額が5000万ドル以上のプロジェクトは230件・計538億ドルで、新規契約総額の82.2%を占めた。うち1億ドル以上のプロジェクトは140件で、前年より9件増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月4日