中国チェーンストア経営協会は2日、「2019年産業基本状況およびチェーンストア上位100社調査」の結果を基に、2019年中国チェーンストアトップ100を発表した。
2019年の中国チェーンストア上位100社の売上高は前年比5.2%増の約2兆6千億元で、社会消費財小売総額の6.3%を占める。100社の店舗数は合計14万4千店舗で、同5.9%増加した。100社の従業員数は計160万人余り。なかでも、蘇寧易購は売上高3787億4千万元で首位となった。
調査によると、上位100社はオンライン売上が好調で、宅配業務も標準仕様、ライブ配信プロモーションも多様化している。2019年のチェーンストア上位100社のオンライン売上高は前年比28.7%増と、全国の実物商品ネット売上高の伸びを9.2ポイント上回り、5000億元に上った。上位100社のスーパー業態はいずれも宅配業務を標準展開している。うち3分の1の企業が全店で実施、約5割の企業が一部店舗で実施している。このほか、スーパー上位100社の約6割がコミュニティ共同購入業務を実施しており、同業務のスーパー売上高全体に占める割合は約2%となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月3日