2019年は5G携帯電話が登場した年で、多くの携帯電話ブランドが5Gチップを搭載したハイエンドモデルを次々と発売した。平均価格は4000~5000元で、「新しいもの好き」の多くのユーザーが購入を渋っている。
広州日報が得た情報によると、華為(ファーウェイ)、小米(シャオミ)、OPPOなど多くの国産携帯電話ブランドが5G携帯電話ミドル市場に力を入れ、平均価格は2500元前後に迫り、多くの消費者が5Gユーザーに加わっている。ある専門家は、下半期にクアルコムSnapdragon 6シリーズの5Gチップが市場ニーズに応えて商用化され、より低価格で親しみやすくなり、全民5Gの時代が急速に近づくと見ている。
小売業者と通信会社から補助金 5G携帯電話が親しみやすい価格に
記者は先日、白雲万達広場の華為ライセンス体験店を訪れた。店内で、店員は発売されたばかりの栄耀X10を指差し、128GBバージョンはわずか2199元だと紹介した。同店員は、「同モデルは華為で最も安い5G携帯電話で、各価格帯ごとに性能の異なる5G携帯電話をリリースし、消費者から人気がある」と話した。
華為のネットショップを見ると、ロースペックモデルは1899元で、華為の5G携帯電話は1000元市場に入っている。同店員は、「前世代の9Xの販売台数1000万台を参考にすると、X10も人気を集めることが予想される。X10は同店で販売を開始して数日だが、毎日多くの消費者が体験に訪れる。2000元台のモデルは、nova 7 SEが今年4月下旬に発売され、ロースペックモデルは2399元で人気を集めている」と述べた。
4Gユーザーの5Gへのグレードアップを促し、多くの携帯電話メーカーと協力してミドルエンドの新モデルを開発するため、通信会社はキャッシュバックや通話料割引などの優遇策を打ち出した。OPPO専門店で勤務する陳さんは、「5月初めに発売されたA92はOPPOで最も安い5G携帯電話で、6GBモデルは2299元。同店で最も人気がある5G携帯電話はReno3で原価2999元だが、通信会社から500元の5Gセット優遇があり、2499元で入手できる」と話した。
2000元台が主流に