5G携帯電話はミドル市場に注力 夏休みに値下げブーム到来か

5G携帯電話はミドル市場に注力 夏休みに値下げブーム到来か。

タグ:5G携帯電話 値下げブーム

発信時間:2020-06-03 14:23:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 「この段階で、携帯電話メーカーが発表する5G新モデルは2000元台が主流になる」。艾媒諮詢(iimedia research)のチーフアナリストの張毅氏は、5G携帯電話が親しみやすい価格になるのは必然的な流れで、価格が下がってようやくメーカーは多くのユーザーを獲得し、ハイエンドからミドル・ローエンドへの普及を実現し、5G携帯電話市場で多くのシェアを獲得できると話す。また、「多くのユーザーが5G携帯電話のどれかを使用してはじめて、メーカーの量産、仕入れコストの削減、ブランドの市場獲得、プラス循環を実現し、その過程で自身の競争力を高めることができる。携帯電話メーカーだけでなく、上下流の各方面も5Gユーザーを増やすために各自努力する。下半期はクアルコムの6シリーズチップが商用化され、5G携帯電話のコストは大幅に低下すると見られる。これも市場ニーズへの対応の表れだ」と述べた。


 張毅氏は、8月か9月の夏休みが終わり、学校は始まる時期に国内の5G携帯電話価格は大幅に下がると予想し、「多くの学生の生活が変わり、中学生の高校進学、大卒生の就職など、この時期は多くの学生が携帯電話を買い換える時期であり、各メーカーはこのチャンスを逃してはならない」と話した。


 また、「長くて来年の春節休みまで、7~8カ月はは各携帯電話メーカーが5G携帯電話市場を攻める肝心な時期になる。この段階で、多くの消費者を獲得した者が国内市場で優位に立ち、足場を固めて海外市場を開拓するチャンスを得ることになる」との見解を示した。


 さらに、張毅氏によると、消費者にとって、充実した応用シーンの提供は買い換えの重要な参考要素になる。具体的な応用シーンについては、5G時代の到来後に各方面が努力する必要がある。4G時代にはショートムービー、中継、高速通信による娯楽商品が登場した。消費者にとって、5Gの応用シーンの増加は市場の大幅促進につながる。応用商品の面に大きなグレードアップがあれば、消費者にとって魅力がさらに高まる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月3日


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