国家統計局が15日に発表したデータによると、5月の中国のサービス業生産指数は前年同期比で1.0%上昇し、今年に入り初めてプラス成長を実現した。今後は生産・生活の秩序の回復に伴い、サービス業の回復の流れが続く見通しだ。
国家統計局の責任者はサービス業生産指数がプラス成長に転じた理由について、主に情報や金融などの生産性サービス業、及び宿泊・飲食などの生活サービスの高い成長率によるけん引を受けたものと述べた。データによると、5月の情報伝達ソフト及び情報技術サービス業の生産指数は前年同月比で12.9%上昇した。金融サポートが拡大し、信用貸付が増加し、金融業が安定成長した。5月の金融業生産指数は前年同月比で5.2%上昇した。不動産の販売が好転し、投資額の下げ幅が縮小し、不動産業の生産が改善された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月16日