7月2日、上海・深セン株式市場は小幅下げで始まったが、その後に上昇を続けた。同日、上海総合指数は2.13%上昇し、3090.57ポイントで引け、終値は5カ月ぶりの高値となった。深セン成分指数は1.29%上昇し、12269.49ポイントで引けた。創業板指数も0.20%と小幅上昇し、2424.39ポイントで引けた。
取引高を見ると、上海市場は4782億1600万元、深セン市場は6016億9800万元で、両市場合わせて1兆799億1400万元となり、前取引日の9072億7000万元から大幅に伸びた。Windデータによると、同日の香港株式市場から内陸部に流れる「北上資金」による取引高は1491億7000万元で、過去最高となった。そのうち、買いは831億4300万元、売りは660億2700万元だった。
業種別に見ると、ノンバンク、不動産、採掘の上げ幅が大きく、それぞれ5.52%、3.27%、3.05%上昇した。農林・牧畜・漁業、医薬・バイオ、総合のみが下がり、下げ幅はそれぞれ0.56%、0.40%、0.14%だった。
セクター別では、株取引ソフト、免税店、海南省国資などが上昇をリードし、新型コロナウイルス検査、バイオ・ワクチン、割高株などの下げ幅が大きかった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月3日