日銀が先ほど発表した6月の全国企業景気観測報告(日銀短観)によると、日本企業の景況感はリーマンショック後の11年で最低の水準に落ち込んでおり、新型コロナウイルス感染症の日本経済への大きな衝撃が浮き彫りになっている。特に日本の輸出・消費データが激減し、企業心理に深刻な影響が生じている。
調査によると、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数は3月より26ポイント低下しマイナス34となった。2009年6月のマイナス48に次ぐ低い水準で、企業に過去2番目となる広い影響が生じている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月8日