中国税関総署のデータによると、6月の貿易額は前年同月比5.1%増だった。うち輸出額は4.3%増、輸入額は6.2%増で、いずれもプラス成長を実現した。
輸出額が3カ月連続で前年同月比プラス成長を実現したが、これは中国の輸出企業が感染症の影響から着実に回復していることを意味する。輸入額が6月にプラス化したが、これは中国の経済情勢が好転しており、回復の勢いが強いことをより強く証明した。
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、中国の米国からの輸入額は6月、新型コロナウイルス感染症の発生後で初めて増加した。税関総署のデータによると、中国の米国からの輸入額の伸び率は、前月のマイナス13.5%からプラス11.3%に上昇した。
上述したデータは、中国が中米の第1段階の経済貿易協定を積極的に履行していることを示している。
現状を見ると、中米は第1段階の経済貿易協定を共に履行するべきだ。これは双方に実益をもたらし、さらに二国間関係をより堅固にする。より高いレベルで見ると、中米経済貿易関係の安定的な発展は、世界経済の回復にとって極めて重要だ。これはまさに人々の願いに合致する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月18日