中国国家鉄道集団有限公司が16日に発表したデータによると、全国の鉄道建設が急ピッチで進められている。
今年の中国鉄道新規着工プロジェクトは22件にのぼり、鉄道建設投資完了額が5000億元以上にのぼる見通しだ。開通を予定している新路線は4400キロ前後で、うち高速鉄道は2300キロ。上半期に全国鉄道プロジェクトのうち115件が建設を再開しており、1178キロの新路線が開通した。
今年上半期に、全国で建設中の115件の大中型鉄道プロジェクトが全面的に建設を再開した。建設再開箇所は計8000カ所以上で、60万人以上が現場に入った。全国鉄道固定資産投資の完了額は、前年同期比38億元増(1.2%増)の3258億元。うち国家鉄道インフラ投資の完了額は3.7%増の2451億元で、逆境のなか鉄道投資の成長を実現し、新記録を樹立した。
国鉄集団の責任者によると、今年の22件のプロジェクトの着工、5000億元の投資の実施により、冶金・建築・機械・電子・情報などの関連産業の発展がけん引され、雇用が拡大する。中国経済の長期安定をサポートする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年7月17日