第3回輸入博覧会まであと100日となるなか、税関総署は輸入博覧会ブランドの価値をさらに高める4つのアップグレード措置を発表した。
通関円滑化のアップグレード。税関は今年の出展人員の出入境について、「スマート旅客検査」の建設を積極的に推進し、入境預け入れ荷物の「事前機械検査」の試行を拡大し、入境人員の健康申請の電子化を広める。貨物の出入境について、博覧会税関の専門性をさらに発揮し、口岸税関の専用ルートを活用し、展示品の出入境通関保障を丁寧に徹底する。
監督管理の精度のアップグレード。税関は今年、科学技術けん引をさらに強調し、情報化手段によって監督管理の精度及び有効性を高める。ビッグデータプラットフォームと関連業務システム間の関連性を拡大し、歴代の博覧会のデータ比較対照機能を追加し、統計・分析を十全にする。モバイルパビリオン散策アプリなどの情報化機能を強化し、パビリオンの現場、展示ブース、展示品の情報収集及び管理を改善する。
措置の適用性のアップグレード。税関総署は「2020年第3回中国国際輸入博覧会税関通関注意事項」「2020年第3回中国国際輸入博覧会を支持する税関の便利な措置」、及び検査・検疫禁止及び規制の「2つのリスト」を発表した。
スピルオーバー・けん引効果のアップグレード。税関は保税展示・展示即売常態化業務をさらに改善し、緑地世界商品貿易港及び虹橋輸入商品展示交易センター保税展示・展示即売場所の事業規模を拡大し、貨物を展示品に変え展示品を商品に変えるルートを切り開く。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月28日