人民元対米ドルスポットレートは5日の取引中に、過去5カ月で最も高い水準となる1ドル=6.94元に達した。人民元レートは過去2カ月で2000ポイント以上反発している。
業界関係者によると、最近の相対的な元高には、中国経済の安定的な回復、米ドルの引き戻しという2つの基本要素がある他に、越境資金の流入拡大も一定の影響を及ぼした。金融業の開放拡大が続く時代背景があり、海外資金の中国市場への進出の加速が大きな流れになっている。元高と外資流入は段階的な相互作用を形成する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月7日