A株市場上場証券会社の7月の経営実績が相次いで発表された。発表されたデータによると、7月、A株市場上場証券会社全39社の営業収入は486億3400万元、純利益は230億4400万元に達し、うち30社の営業収入の前年同期比増加率が100%を上回り、16社の純利益の前年同期比増加率が100%を超えた。
7月に、20取引日の取引高は1兆元を突破し、A株市場は高い取引高を維持した。これにより、証券会社の仲介・自営業務なども大繁盛した。創業板登録制などの多くの改革措置が相次いで実行されたのに伴い、新規株式発行による資金調達の安定した成長が続き、証券会社の投資銀行業務は強くけん引された。
大まかな統計によると、前年同期のデータがある証券会社38社のうち、30社の単月営業収入の前年同期比増加率が100%を超え、16社の純利益の前年同期比増加率が100%を超えた。そのうち、中信証券は営業収入65億9800万元、純利益44億4300万元で7月の売上高と純利益で1位に輝いた。中信証券の1-7月の営業収入と純利益はそれぞれ212億3800万元、106億2300万元で、同期間に営業利益200億元、純利益100億元を超えた唯一の上場証券会社となった。7月、中小証券会社も同様の伸びとなった。紅塔証券の7月の営業収入は512.68%増加し、国聯証券、華西証券、長城証券、国金証券の7月の営業収入は2倍に増えた。
光大証券は研究報告で、8月に入ってもA株市場の1日の平均取引高は1兆元以上を維持するなど、市場は活性化し続けていると示した。創業板登録制改革、経済回復に対する自信は市場取引高の持続的な上昇を後押しする要因になっているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月13日