米中貿易全国委員会が先ほど、中国経済に期待する調査内容を発表した件について、外交部の趙立堅報道官は13日「これは中国の市場、ビジネス環境、経済発展の将来性に対する国際社会の揺るぎなき自信をさらに裏付けた」と述べた。
同日の定例記者会見で、記者からは「米中貿易全国委員会が11日に発表した2020年度会員調査によると、中国市場の今後5年のビジネスの将来性を楽観する米国企業が7割弱にのぼった。中国市場に対する長期的な自信から、米国企業の87%が生産ラインを中国から移す予定はないと回答した。中国側はこれについてどう論評するか」という質問があった。趙氏は次のように回答した。
我々も米中貿易全国委員会の関連調査データに留意している。これは中国の市場、ビジネス環境、経済発展の将来性に対する国際社会の揺るぎなき自信をさらに裏付けた。
今年に入り、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が世界経済に大きな衝撃を及ぼしている。中国経済は感染症の試練に耐え、力強い靭性と発展の潜在力を示した。中国側は速やかかつ効果的に感染症を封じ込め、全面的に操業再開を推進し、生産・生活の秩序の回復を早めた。第2四半期に中国経済はプラス成長に転じ、主要指標が回復し、経済運行が着実に回復している。中国はコロナ後に初めて経済成長のプラス化を実現した主要経済体だ。
それと同時に、中国は引き続き対外開放を拡大し、対外経済貿易協力を積極的に推進し、世界の全体的な需要を盛り上げ、国際貿易の発展を促進した。上半期には多くの外資系企業が引き続き対中投資を拡大し、投資額が1億ドル以上の外資大型プロジェクトが320件にのぼった。多くの権威ある国際機関が中国の経済発展の将来性に期待し、中国が世界経済の回復に自信と原動力を注ぐと判断した。
中国は14億人の巨大な市場、整った産業関連体制を持つ。中国は次の段階で引き続き確固不動の姿勢で対外開放を拡大し、開放の場を建設し、ビジネス環境を改善する。中国の発展は各国企業により多くのチャンスを与え、中国と各国の協力・ウィンウィンのパイが拡大を続けるはずだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月14日