中国水利部は14日、中国の水土流失面積が8年間で8%減少し、状況は改善に向かっていると発表しました。
この日、水利部は2019年度の全国における水土流失に関する動態モニタリングの結果を発表しました。それによりますと、2019年の中国の水土流失面積は271万800平方キロメートルとなり、2018年より2万6100平方メートル減少し、減少幅は0.95%となりました。また、2011年に比べると23万8300平方キロメートル減少しており、全体の減少幅は8.08%に達していることがわかりました。
なお、中国の水土流失は西から東へ向かうごとに和らいでいくため、西部地区が最も深刻な状況にあり、全国の水土流失面積の83.76%を同地区が占めています。
「中国国際放送局日本語版」2020年8月15日