8月16日発行の中国共産党中央委員会の機関誌『求是』第16号に習近平総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が2015年11月23日に開かれた第18期中央政治局第28回集団学習会で行った談話「現代中国のマルクス主義政治経済学の新境地を絶えず切り開こう」を掲載しました。
習総書記は談話で、「我が国の実情と発展の実践に立脚し、世界経済と中国経済が直面している新情勢や新問題を深く研究しながら、新しい特徴とルールを見出し、中国経済発展の法則的成果を取りまとめ、実践と経験を系統化した経済学の理論に高め、現代中国のマルクス政治学経済学の新境地を絶えず切り開いていく必要がある」と指摘しました。
習総書記は談話で、「複雑で激しく変化しつつある世界経済の中で、中国経済のかじ取りをしっかりと進めることができるかが、中国共産党にとっての大きな試練である」と強調しました。
また、人民を中心とする発展理念を堅持すること、公有制経済を断固して発展させ、非公有制経済をゆるぎなく奨励・支持・指導すること、対外開放という国の基本的な方針を堅持し、国内と国際という二つの大局をしっかりと統括しながら、国内・国外の二つの市場と二種類の資源をうまく利用し、よりハイレベルな開放型経済を発展させ、グローバル経済ガバナンスに積極的に参与することなどについて具体的な要求を出しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年8月16日