同氏は特に、新型コロナウイルスの感染が流行する困難な時期にカンボジアと中国が実務で団結し、共同で感染症と戦い、経済回復を進めたことに触れ、助け合いの行動が苦難を共にする真の友誼を示したと強調している。
また、感染症の流行は多くの人々の命を奪っただけでなく、地域と世界のサプライチェーンを乱したと指摘。中国が感染症流行による厳しいショックを受けたにもかかわらず、自国の産業チェーンとサプライチェーンを安定させるために行った努力は称賛に値すると話した。中国の効果的な措置と速やかな対応が、ウイルス蔓延を抑制すると同時に産業チェーンの安定と円滑さを保ち、こうした努力はASEANの中でも特にカンボジアを助け、感染症流行が経済にもたらす影響を軽減したとしている。
同氏は、カンボジアが地域と世界の一体化を支持する意向を何度も表明していると話した。最近の保護主義と自国中心主義の台頭は、多国間貿易システムを傷つけ、関係国の相互信頼を弱めることで貿易の不確定性を増やすと分析。こうした状況下で、中国が「一帯一路」共同建設を含む様々な措置で世界経済の開放を進め、世界の貿易に大きな貢献を果たしたとしている。
「中国国際放送局日本語版」2020年8月23日