今年8月で、山東省、江蘇省、広西チワン族自治区、河北省、雲南省、黒竜江省の6つの自由貿易試験区、及び上海自由貿易試験区臨港新片区の運行開始から1年になった。商務部が今月2日に開いた特別記者会見で、商務部自由貿易区港司の唐文弘司長は「全体プランが確定した713件の改革試行任務の平均実施率が80%弱にのぼり、より広範、より多くの分野、より深いレベルの改革の模索を強化するという設立目標を初歩的に達成した」と述べた。
山東省自由貿易試験区は地域の優位性を立脚点とし、海洋経済発展を深く推進し、中日韓地域経済協力を掘り下げる。山東省商務庁の張徳平庁長は「中日韓地域経済協力の掘り下げについて、山東自由貿易試験区は『東の日韓と連結し、西のユーラシアとつながる』という国際物流大ルートの構築に取り組む」と述べた。国際定期貨物列車「欧亜班列」の「斉魯号」の今年1−7月の運行本数は前年同期比41.5%増の879本で、輸出入額は累計72億元に達した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月3日