中欧班列(渝新欧)越境電子商取引B2B輸出専用列車が1日午前10時、汽笛と共にゆっくりと重慶団結村駅から発車した。これは全国初の中欧班列越境電子商取引B2B輸出専用列車の運行開始を意味し、貨物輸出の新ルートを切り開いた。
情報によると、この列車は全国各地からのコンテナ43基分の越境EC商品を満載している。主に衣料品・靴・帽子、生活・家庭用品、日用雑貨などが含まれ、ドイツやポーランドなどの欧州諸国に送られる。
重慶越境EC産業の集積効果は、特別列車の運行開始の前提条件だ。越境EC試行都市、越境CEC総合試験区の一つである重慶には、すでに500社以上の越境EC企業が集まっている。中欧班列(渝新欧)は積極的にこの有利な条件を利用し、全国初の越境電子商取引B2B輸出専用列車の運行開始に成功した。
重慶市税関・物流弁公室の関連責任者は「越境電子商取引B2B輸出特別列車の運行開始は、貿易会社の輸出の新ルートを切り開いた。貿易会社はこのルートを使い、より容易かつ効果的に国際市場に進出し、貿易安定の重要な支えになる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月2日